ナイジェリア生産農家のスティーブさん兄妹
当社では、ナイジェリアの生産農家と共同で、シアバターの生産を行っております。
肌馴染みが良く敏感肌に適した植物由来オイルを探し続けて辿りついたシアバターです。
現在、日本国内で販売されているほとんどのものが精製後に輸入され、シアバターノキから得られる純粋なシアバターとは限りません。
当社は、全ての生産工程を明確にし安心してお届けできる商品のみを取り扱うポリシーを維持しており、シアバターに関しても数年前よりナイジェリアの生産農家を訪問し続け、生産地・製造工程を確認し、農薬などの汚染がないシアバターノキのみを使用する現地の農家を見つけ、正式な契約を行い生産して頂けることになりました。
何度も現地へ足を運び知ったことですが、ナイジェリアのシアバター生産工場には電気が通ってなく、夜明け前から始まるシアバターの製造において早朝はトーチを頼りに仕事をしているような環境です。
また、労働力の半分は子供でまかなっており、学校にも行けない状況です。
このシアバターが売れることによって、労働力の確保が出来、子供達の労働が減り学校に行かせてあげられることが出来れば、また、この地の経済発展に少しでも貢献できればと思い、販売のシステムを整えました。
シアバターは空輸により現地直送にて届きます。
販売量はご相談に応じます。お気軽にお問合せください。
シアバターとは
シアバターはシシアノキの種子から作られており、主にナイジェリア、マリ、ブルキナファソ、ガーナが生産地となっております。
その中でもナイジェリアは世界一のシアバターの生産地です。
シアバターは、皮膚の保湿や保護に優れていると言われており、シアバターに多く含まれているビタミンAが肌に優しく、シミやしわ、湿疹や皮膚炎を予防する重要な役割となっており、ビタミンEは、アンチエイジング効果や抗酸化作用があると言われております。
そのため、シアノキの産地では昔から食用、薬品、燃料として使われ、薬品としては傷や火傷の治療目的や筋肉痛、リュウマチ、白髪、脱毛予防など万能薬として生産されております。
ガーナでは新生児を紫外線や乾燥から守るために、生まれてすぐ全身に塗布されたり、ムスリムの習慣として生後3か月の男児に施される割礼の止血・消毒目的でも用いられております。
シアーバターノキの分布地域
(シアベルト地帯と呼ばれる)
熟したシアナッツ
シアバターノキ
シアバターの特徴
シアバターは常温では固形ですが、シアバターの融点が人間の体温に近い36℃前後であるため肌に塗ると体温で溶け浸透します。
そのため植物性油脂であっても「オイル」ではなく「バター」と呼ばれるのがその名前の由縁です。
比重が水と近いため肌の水分と馴染みやすい非常に珍しい性質を持っております。
天然のビタミンEが多く含まれ酸化しにくいというのも特徴の一つです。
ビタミンEは肌にツヤと潤いを与えてくれる上にベタつきにくいので最高のモイストクリームとなります。
天然成分のため、通常のUVクリーム(含紫外線吸収剤)が肌に合わない敏感肌の方へは、紫外線防止(UV)クリームとしても最適です。
シアバターの成分
生産の流れ
①収穫したシアナッツを、細かくすり潰します。
細かくすり潰されたシアナッツ
②すり潰されたナッツの実に水を加え更に細かくし、 ペースト化します。
完全にペースト状になったシアバター原料
甘いナッツの香りがします。
③ペースト状のシアバター成分に水を加え加熱し上に浮いてくる成分を回収します。
④シアバター成分を加熱して溶解します。さらに、シアバター成分とその他を分ける為、水を加え更にします。
シアバター成分が浮き上がり、その他は沈殿するため、浮き上がったシアバター成分のみを回収します。
⑤回収したシアバターを冷やしながら、練りこんでいきます。
さらに濾過し、容器に詰めます。
⑥シアバターの完成です。
新進気鋭のナイジェリア人女性デザイナーによるハンドメードジュエリーをお届けします。
シアバターを入手するために、なんども足を運び気づいたことですが、まだまだ物質的には豊かではないアフリカでも女性達はとても身だしなみが華やかでお洒落なのです。
その、伝統的な衣装ももちろんですが、手作りの色鮮やかなアクセサリーがとても複雑な構成のビーズで出来ており、日本では作られていないものばかり。
アクセサリーはピアス・ブレスレット・ネックレスの3点セットになっております。
質の良いビーズ・ガラスを厳選し一点一点丁寧に手作りし、全てがこの世に一つしかないオリジナル商品をお届けします。
ご希望に応じオーダーを承ります。詳しくは、お問合せください。